コラーゲンという言葉はよく耳にすることだと思います。でもコラーゲンがいったい何なのかを正確に理解している人は少ないのではないでしょうか。

 

コラーゲンはタンパク質の一種です。と言っても分かりづらいですね。

 

コラーゲンは人間の体の中では皮膚だけでなく筋肉や骨、また内臓などいろいろなところに存在しています。

 

ここではお肌の中のコラーゲンについてお伝えしていきますが、コラーゲンはお肌の中では真皮の中にあり、真皮の中の約70%はコラーゲンでできているのです。

 

コラーゲンはお肌を構成している成分の中でもとても重要な役割を果たしています。

 

ここでコラーゲンの特徴をまず押さえておきましょう。

コラーゲンの特徴

 

コラーゲンの一番の特徴は弾力性です。

 

コラーゲンはゴムのような弾力性のある性質を持っています。

 

この弾力性が肌の弾力性につながるのです。

 

お肌を指で押し、離すと元の状態に戻ります。

これはコラーゲンの性質が大きく影響しています。

 

肌に弾力があるということはコラーゲンの量が十分に存在しているということに他なりません。

 

ただコラーゲンは紫外線や加齢で劣化していきます。

 

ゴムが劣化した時に固くなって弾力がなくなるのと同様にコラーゲンも紫外線や加齢で劣化した場合には弾力を失ってしまいます。

 

ただ表皮の角質細胞とは異なりコラーゲンはあくまで繊維ですので死ぬことはありませんし、生まれ変わることもありません。

 

とはいっても、コラーゲンは新しく生成されないわけではありません。

 

線維芽細胞という細胞から新しいコラーゲンは作り出されます。

 

しかし、角質層のターンオーバーが28日周期であるのに対して、真皮のコラーゲンが生まれ変わるには約2年から6年という膨大な時間を要すると言われています。

 

ただ、コラーゲンも40代を境にほとんど新しく作られることはなくなってしまいます。

 

年齢とともにコラーゲンの質は悪くなり量も減っていくためシワやたるみが作られていくことになります。

 

このような背景があるため、美容整形では外から肌内部にコラーゲンを注入したりヒアルロン酸を注入したりするのです。

 

コラーゲンの効果で注意すべき点

 

コラーゲンがお肌の弾力性に重要な役割を果たしていることはお伝えしました。

ただ、一つ注意が必要です。

 

テレビの食レポなどで「このお鍋はコラーゲンたっぷりだから明日はお肌ぷるぷるね!」なんてレポートをよく見かけますが本当でしょうか?

 

実は、口から食べる形でのコラーゲンの摂取で体内のコラーゲンが増える効果については、懐疑的な意見があるようです。

 

体内の中でもお肌に限ると、真皮の線維芽細胞で作り出されていることはお伝えしましたが、コラーゲンを増やすためには、線維芽細胞にコラーゲンを作り出してもらう必要があるということです。

 

決して、食べ物から摂取したコラーゲンが直接、お肌の真皮内のコラーゲンになるわけではありませんのでこの部分は注意が必要です。

 

コラーゲンはゼラチンのようなものと表現されることが多いようですが、実際、ゼラチンはコラーゲンから作られます。

 

最近の研究では、ゼラチンを分解することで作られる「コラーゲンペプチド」が体内でコラーゲンを作り出す上で重要な役割があることがわかってきたことでコラーゲンペプチドが入った健康食品やサプリメント、また飲料にまで商品化が進んでいます。

 

ただ、コラーゲン入りの食べ物を食べたからと言って翌朝すぐにお肌に効果が現れるわけではないようなので注意が必要です。