冬は特に唇の乾燥が気になりますね。

 

唇が荒れてしまう原因を知っていれば「カサカサの唇にさよならできるはず!」ということで、ここでは唇が荒れてしまう原因と荒れてしまった時の治し方などについてお話ししていきます。

唇の荒れの原因

 

まず初めに、そもそも唇とは何なのかについて簡単に触れてみたいと思います。

 

唇は哺乳類にのみ備わっているものなのですが、私たちが唇と呼んでいる部分というのは人類にしかないものなのだそうです。

 

顔の表側にあるので皮膚だと思っている方も多いと思いますが、簡単に言ってしまうと唇は実は口の中の一部が発達して外側に出てきたものなので、皮膚ではなくて内臓の一部ということなのです。

 

哺乳類としてまさに哺乳するためにあるのが唇ですが、人類は特にこの唇部分が発達していて、哺乳以外にも飲食や言語活動を担うための重要な役割を果たしています。

 

オギャーと生まれてまず初めにお乳を飲むために使われ、その後歯が生えてきて食べ物が食べられるようになってからは、食べることと言葉を話すためにずっと使われるものなので、唇をいい状態に保っておくことはとても大切なことですね。

 

 

唇は、顔のその他の皮膚と異なり皮脂腺と汗腺がなく角質層も薄いので元々外的刺激にとても敏感な部分です。

 

皮脂腺と汗腺がないということは、天然の保湿クリームである皮脂膜で保護することができないということなので、乾燥や紫外線にも弱くちょっとしたことですぐにカサカサに荒れてしまいます。

 

ただ、皮膚と違ってターンオーバーが約3日ととても早いので、正常な状態だと唇の傷などは皮膚よりも早く修復されていくのですが、特に冬など空気が乾燥している時期は空気も乾燥しているので水分が蒸発しやすくなるため、唇はその影響をダイレクトに受けやすいということです。

 

唇が荒れる一番の原因は乾燥によるものですが、他には以下のものがあげられます。

 

  • 唇をかんだりなめたりする癖
  • 強くこすったり過剰な摩擦によるもの
  • 口呼吸

 

これらは普段無意識にやっていることが多いので、自分はどうなのかを一度意識してみるといいのではないでしょうか。

 

今挙げたものが特に当てはまらないという方は、もしかしたら別の理由があるのかもしれません。

 

 

唇の荒れが治らない理由

 

先ほども触れたように唇は角質層が他の皮膚に比べて薄いので、毛細血管の血液の色が透けて赤く見えています。

 

唇は内臓の働きの良し悪しを伝えてくれるので、血行不良の時などは色が紫色になっていたり黒ずんでいたりします。

 

唇の荒れというのは表面がカサカサしているだけでなく唇の血色が悪いことも荒れの一つと考えられますので、いつも唇の血色が良くない方は内臓の不調が表れている可能性もあるので注意しましょう。

 

一時的な体調不良の他には、胃腸や肺、心臓の不調の予兆だったり食生活が不規則だったり栄養不良で起こっていることもありますので、唇の血色についても気にかけてみてください。

 

 

さて、唇のカサカサに話しを戻すと、このカサカサが長期間治らない場合は単に乾燥によるものではなく、金属アレルギーや食物アレルギーなどの可能性があります。

 

歯の治療をした後に治療に使われた金属によって唇が荒れてしまう場合や、化粧品に含まれる刺激のある物質が原因の時もありますので、保湿をしたり唇のケアをしているのに荒れているといった場合は医療機関に行って診てもらうことをおすすめします。

 

もともとアトピーで肌が弱い方も唇が荒れやすいので、荒れがひどくならないうちにかかりつけのお医者さんに診てもらうなどして何が原因なのかを知ることも大切になってきます。

 

唇の荒れの治し方

 

では次に、唇の荒れの治し方についてお話ししていきます。

 

ポイントは以下の3つです。

 

  • 乾燥させない
  • 負担をかけない
  • 汚れたままにしない

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

(1)乾燥させない

 

先ほど、唇の荒れの一番の原因は乾燥によるものと言いましたが、まずは唇を乾燥させないようにすることが大切になってきます。

 

唇がカサカサしていると思わず水分が欲しくて舌でなめたくなる時もありますが、唇をなめるとついた唾液が蒸発する時に唇の水分も一緒に奪ってしまうので逆効果になってしまいます。

 

また、鼻が詰まった時など口で呼吸をすると、口から空気を入れたり出したりしているということになるので、いつも唇に弱い風が当たっていることになり、これも唇が乾燥する原因になります。

 

鼻が詰まって口呼吸になっている時はマスクをしてカラカラの空気に唇をさらさないなどの工夫が必要です。

 

もともと唇をなめる癖がある方や、普段口で呼吸しているという方はこの習慣をなるべくなくすように心がけてみてくださいね。

 

 

水分不足も唇の乾燥の原因の一つになっていますので、のどが渇いていなくてもこまめに水分を取るようにすることも大切です。

 

 

(2)負担をかけない

 

落ちにくい口紅を使っていたり、いつもゴシゴシ口紅を落としていないかもう一度見なおしてみるといいでしょう。

 

唇がカサカサだからとリップグロスで隠そうとして余計に荒れてしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

唇が荒れてしまったら、リップリムーバーを使わないと落ちない口紅ではなく、なるべく刺激の少ない敏感肌用の口紅に変えてみてください。

 

ケアとしては、ワセリンと蜂蜜を半分ずつぐらい混ぜたものを唇に塗ってラップで覆う簡単パックをするのもお勧めです。

 

メイクを思いっきり楽しめないのは残念かもしれませんが、まずはちゃんと荒れを治してあげてからリップメイクを楽しむようにしましょう。

 

 

(3)汚れたままにしない

 

食事をした後に唇についたものをごしごしとこするのは厳禁ですが、ソースなどが残ったままの状態でいることもよろしくありません。

 

歯磨き後、唇に歯磨き粉の洗い残しがないようにも注意しましょう。

 

メイクがきちんと落とされていない場合も荒れの原因になりますので、先ほども触れましたが刺激の少ないものや落としやすい化粧品に変えてみるなどの工夫も必要ですね。

 

 

唇の荒れにリップの効果はあるのか

 

唇の荒れにリップの効果はあるのか気になりますね。

 

これには使い方と選び方にコツがあるので最後に少し触れておきたいと思います。

 

 

(1)使い方

 

荒れた唇にさらに刺激を与えるような使い方は避けた方がいいというのはもうお分かりですね。

 

気温が低い冬はリップも少し硬めになっていることがあるので、少し温めてゆるくしてから使うようにしてみてください。

 

また、頻繁に塗り直すのも荒れた唇にとっては刺激になることを忘れずにいたいですね。

 

 

(2)選び方

 

荒れた唇には無添加・無香料・無着色といった刺激物といわれているものがなるべく配合されていないものを選ぶようにしましょう。

 

石油系のものよりも植物性のものの方が刺激は少ないのですが、人によっては植物のアレルギーがある方もいらっしゃるでしょうから、成分表示をしっかりと確認してから購入することをおすすめします。

 

値段は少し高くなりますが、ある程度保湿力が持続するものを選ぶと何度もリップを塗り直すことがなくなります。

 

また、紫外線から守ってくれるタイプのリップもありますので、この機会に自分に合ったお気に入りのリップを探してみてはいかがでしょうか。