紫外線は美肌にとって大敵。

 

シミやシワができるのは困るけど、紫外線がどれほど肌に影響を与えるのかはハッキリと分からない・・なんて方も多いのでは?

 

そこで、紫外線がもたらす肌への影響を探ってみました。

紫外線による肌への影響(荒れ、老化・乾燥)

 

1.肌荒れ

 

紫外線と肌荒れは一見関係がなさそうな気がしますが、深く関わりがあります。

 

紫外線の刺激を受けた肌は、バリア機能が低下し、肌内部の水分が蒸発しやすくなります。

 

すると肌のキメが粗くなったり、角質が厚くなってゴワついたり・・と肌トラブルの起こりやすい肌になるのです。

 

ヒトの肌には、元々紫外線からの肌ダメージを修復する力がありますが、年々衰えていくので適切なケアが必要です。

 

そして紫外線による日焼けは、肌がやけどをするようなものなので、炎症を起こしてヒリヒリしたり、赤みが酷くなることもあります。

 

ほかにもブツブツや、かゆみなどのトラブルに悩まされることもあり、繰り返し起こる場合は、紫外線アレルギーの可能性もあります。

 

2.肌老化

 

紫外線による肌老化は、【光老化】と呼ばれ、浴び続けることでシワやシミが生じます。

 

また、紫外線が表皮細胞のDNAにもダメージを与え、皮膚がんにつながるリスクがあります(光発ガン)。

 

シワとシミについてみていきましょう。

 

(1)シワ

 

肌の真皮まで到達した紫外線は、コラーゲンやエラスチンなどを変形させるので、ハリ不足が起こります。

 

同時に真皮も薄くなり、そこでシワが生じます。

 

シワには3つの種類があり、

  • ちりめんジワ
  • 表情ジワ
  • 真皮ジワ

となっています。

 

1ちりめんジワは乾燥による水分不足が原因なので、しっかりと保湿を続けることで回復できます。

 

表情ジワも、表情の癖からなるものなので、意識的に表情筋を鍛えることで緩和することもできます。

 

しかし、加齢とともにシワが深くなり、真皮ジワへと移行していきます。

 

そして真皮ジワには、紫外線と加齢が大きく関係してきます。

 

紫外線がコラーゲン繊維を変質させることで、コラーゲンの分解酵素が働き、コラーゲンの量が減少します。

 

また、40歳以降には自然にコラーゲンの量が減少、エラスチン繊維も切れてバラバラになってしまうことから、真皮ジワには、若年のうちからの紫外線対策とアンチエイジングが重要になります。

 

(2)シミ

 

シミにも種類がありますが、紫外線の影響でできるシミは、【老人性色素斑(日光性黒子)】と呼ばれます。

 

表皮細胞が紫外線に当たることで、表皮と真皮の境にあるメラノサイトが活性化し、メラニン色素が生成されます。

 

通常ならば、メラニン色素が真皮まで届かないようにブロックされていますが、加齢に伴い真皮に落下するようになります。

 

そして、落下したメラニン色素はシミへとつながってしまいます。

 

3.肌の乾燥

 

紫外線による影響は、乾燥として表れることもあります。

 

紫外線のダメージを受けると、活性酸素が発生し、肌内部の水分量が減少します。

 

そこで肌を守ろうと表皮のバリア機能が働きますが、古い角質を集めて角質層を形成するため、厚くなります。

 

そんな状態では新陳代謝(ターンオーバー)もうまくいかず、余計に乾燥を引き起こしてしまいます。

 

また、乾燥した肌は敏感肌になりやすくなります。

 

紫外線がこれほど肌にダメージを与えるとは驚きですね。

 

昔は”日に当たらないと骨が弱くなる”などと言われていましたが、現在はあまり関係ないようです。

 

北欧では冬場に陽が当たる時間が短いため、骨が育たなくなる【くる病】という病気があり、紫外線で活性化されるビタミンDが重要視されていましたが、現在は薬で摂取することも可能になりました。

 

日本の場合はどんなに日焼け止めを塗って対策しても、紫外線を完全にカットできないため、普段の日常生活でビタミンDの活性化に必要な量を浴びていることになります。

 

必要以上に紫外線を浴びることは、光老化や光発ガンなどデメリットの方が多いのが現状です。

 

 

紫外線による日焼けのメカニズム

 

 

紫外線が及ぼす影響が分かったところで、次は日焼けのメカニズムについて説明します。

まず紫外線と聞くと、日差しの強い晴れた日や真夏など、なんとなく

  • 暑い
  • まぶしい

というイメージを持ちませんか?

 

しかし実際は違います。

 

私達が浴びている太陽光線の中でも、約50%を占めているのが可視光線で、紫外線はわずか5%、残りは赤外線なんです。

 

【暑い】と感じるのは赤外線、【まぶしい】と感じるのは可視光線ということで、紫外線は本来感じ取ることが難しいものです。

 

さらに紫外線は次の3つに分けられます。

 

  • 紫外線A波(UVA)
  • 紫外線B波(UVB)
  • 紫外線C波(UVC)

 

それぞれをみていきましょう。

 

【紫外線A波(UVA)】

 

紫外線A波(UVA)は、320~400ナノメートルの長い波長を持ち、エネルギーは弱いです。

 

しかし、曇りの日や家の中まで透過し、ジワジワと肌の真皮まで浸透していくのが紫外線A波で、窓ガラスなどでは遮断できません。

 

時間をかけて肌が黒くなること(サンタン)から、日焼けサロンでも採用されています。

 

【紫外線B波(UVB)】

 

紫外線B波(UVB)は、280~320ナノメートルの短い波長を持ち、エネルギーが強く、強い日焼けを引き起こします。

 

赤くなってヒリヒリしたり、熱をもったりします(サンバーン)。

 

紫外線A波とは異なり、窓ガラスなどで遮断したり、雲で遮ることが可能です。

さらに日焼けをしても表皮までで留まることが多いのが紫外線B波です。

 

【紫外線C波(UVC)】

 

紫外線C波(UVC)は、3つに分かれる紫外線の中でも、地上に届くのはA波、B波のみなので、C波はオゾン層に吸収されて届くことはありません。

 

しかし、オゾン層の破壊が起こったことで、有害な紫外線C波もわずかながら地上に届いているそうです。

 

日焼けにはサンバーンとサンタンの2パターンがあることが分かりましたが、もう少し詳しく説明しますね。

 

【サンバーン】

 

サンバーンは、紫外線B波(UVB)を浴びてからやけどのように赤くなり、ヒリヒリとした痛みを伴う日焼けのことで、強い紫外線を浴びると、表皮の組織が炎症を起こします。

 

皮がめくれて落ち着くことが多いですが、何度も繰り返したり、大量の紫外線を浴び続けていると、皮膚がんなどのリスクも出てきます。

 

赤みやヒリヒリ感は2~3日でピークに達し、その後はサンタンへ移行していきます。

 

【サンタン】

 

サンタンは、皮膚が浅黒い褐色のような色になる日焼けで、痛みはほとんどありません。

紫外線から肌を守ろうと生成されたメラニン色素が紫外線を吸収し、沈着することで褐色になります。

 

サンタンの方がダメージが少ないのでは?と感じますが、それは違います。

 

サンバーンを引き起こす紫外線B波(UVB)は強い日焼けをするものの、表皮より奥に浸透することはほぼありません。

 

しかし、サンタンを引き起こす紫外線A波(UVA)は、肌の真皮まで浸透するため、しっかり対策しなければ、シミやシワにつながります。

 

本当に気を付けなければいけないのは、紫外線B波よりも紫外線A波なんです。

 

そこで疑問なのが、同じ場所で同じように日焼けをしても、赤くなってヒリヒリする人と、とくに変わらず肌が黒くなる人がいるということ。

 

その秘密は肌のタイプの違いです。

 

紫外線を浴びるとすぐに赤くなるタイプは、紫外線に対してとくに皮膚が弱く色白な人に多いです。

 

そして紫外線を浴びても赤くならず、すぐに黒くなるタイプは、もともと紫外線に対しての抵抗力が強く、色黒な人などが当てはまります。

 

日本人に最も多いのは、紫外線を浴びると赤くなり、2~3日経つと黒くなるタイプです。

次は、紫外線対策についてみてみましょう。

 

紫外線対策はいつから行えば良いか?

 

すぐにでも行いたい紫外線対策ですが、いつから始めれば良いのでしょうか?

 

答えは一年中対策が必要ということになります。

 

夏前になるとメディアで特集されたり、ドラッグストアの店頭でも日焼け止めが出回ることから、日焼け対策を始める方が多いですが、できることなら年中無休ですぐにでも始めましょう。

 

しかし毎日毎日日焼け止めをたっぷり塗り、外出予定がないときにも対策するのは面倒に感じることもあると思います。

 

このような、「とくに外出予定もない!」という時は、パウダーファンデーションだけでも紫外線対策になりますので覚えておくと良いですよ。

 

もちろん外出となれば日焼け止めを塗るようにしてくださいね。

 

次に時間帯や服装、紫外線対策グッズなどについてご紹介します。

 

(1)日焼け止めが必要な時間帯

 

1年中降り注いでいる紫外線ですが、時間帯によって紫外線量が変わります。

 

基本的に午前10時から午後2時の間は一番紫外線量が多いので、特に注意が必要です。

 

(2)日焼け止めが必要になる場所

 

全国どこでも同じ紫外線量ではなく、天候が違うように場所によっても異なります。

 

標高が100m上がるごとに紫外線量は1%上がると言われ、赤道に近い地域は紫外線量が多くなります。

 

日本国内でも、北海道と沖縄では年間に浴びる紫外線量が異なり、北部は色白、南部は色黒の人が多いのは地域差が影響しています。

 

(3)日焼け止めに適した服装

 

以前は夏場の日焼け対策で長袖というと、暑くて辛いイメージがありましたが、最近ではUVカット加工された服が多く出回るようになり、涼しげな長袖も見られるようになりました。

 

このUVカット加工の秘密は、カーボンやチタンなど化粧品にも使われる紫外線吸収剤が練り込まれているんです。

 

そして次に色について。

 

紫外線の多い夏場は、暑さを和らげようと涼しげな色の服を選びたくなりますが、紫外線を一番カットしてくれるのは、黒色です。

 

黒色は熱も吸収しやすいため、余計に暑く感じますが、紫外線対策には有効です。

 

さらに素材を意識するならば、ポリエステルやビニロンなどを選ぶと良いでしょう。

 

ただし涼しげだからと織り目の粗い服を選んでは意味がなくなるので、気をつけて下さいね。

 

(4)日焼け止め対策グッズ

 

日焼け止め対策用のグッズは年々増えていますが、最もメジャーなのは日傘でしょうか。

 

最近は雨の日と兼用で使えるものや、デザイン性に凝ったものなど種類も豊富です。

 

ここで注意したいのが、レース生地でできた日傘は、紫外線が生地の隙間をすり抜けてしまうので、紫外線カットの効果はあまりないということです。

 

ただし、1級遮光の布地を使っているものは遮光効果が期待できます。

 

そして帽子もメジャーなグッズですよね。

日焼け止めをたっぷり塗って日傘をさしていても、紫外線は降り注いできます。

 

また、つばの短い帽子は帽子をかぶっていないと変わらないので、できるだけつばの広い帽子を選ぶようにしてください。

 

帽子をかぶることは、熱中症などのリスクを回避することにも繋がるので、あって損することはないです。

 

他にもUVカットメガネや、サングラスなどがありますが、どれも一つだけで紫外線対策ができるわけではなく、日焼け止めと併せて行うことで、紫外線の蓄積を遅らせることができます。

 

紫外線対策は明日よりも今日から、と1日でも早く始めることが大切です。

 

日焼け止め下地化粧品の選び方

 

最近は日焼け止め化粧品だけでなく、化粧下地に日焼け止め効果を含む【日焼け止め下地化粧品】も増えてきました。

 

実際のところ、日焼け止め下地化粧品は、日焼け止め同様の効果が得られるのでしょうか?

 

まずはそれぞれの特徴を見てみましょう。

 

【日焼け止め】

 

  • 紫外線から肌を守る

→SPFやPAによってサンバーンやサンタンの始まる時間を遅らせる

 

【日焼け止め化粧下地】

 

  • ファンデーションのノリを良くする
  • 皮脂を抑えてベースメイクの崩れを防ぐ
  • 肌のトーンをコントロールする
  • 紫外線などから肌を守る

 

日焼け止めは紫外線から肌を守ることに特化していて、日焼け止め化粧下地は肌を美しく見せるための補正効果がベースになっていることが分かります。

 

もちろん何も塗らないよりは日焼け止め下地化粧品を塗った方が良いですが、日焼け止め効果はあまり期待できません。

 

なぜかというと、日焼け止めはそもそも500円玉大の量を塗ってはじめて、効果が期待できるものだからです。

 

それに対して日焼け止め下地化粧品は、一度に使う量がパール1~2粒ほどなので、全然量が足りていないことになります。

 

さらに日焼け止め下地化粧品には、仕上がりを綺麗に見せるための紫外線吸収剤が含まれていることが多く、肌への負担が大きいという特徴があります。

 

肌のことを考えたら、紫外線吸収剤の含まれていないノンケミカルの日焼け止めクリームがオススメです。

 

クリームといっても下地用ではないものを下地代わりに使い、パウダーファンデーションで仕上げるだけで十分紫外線対策になります。

 

敏感肌やアトピー肌ならば、弱酸性にこだわるよりも、ノンケミカルかどうかが重要となります。

 

日焼け止め効果の高い成分

 

日焼け止め化粧品に配合されている成分で効果が高いのは、

  • 紫外線吸収剤
  • 紫外線散乱剤

の2種類になります。

 

それぞれの特徴を説明しますね。

 

(1)紫外線吸収剤

 

紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収する化学物質のことです。

 

化学変化が肌の上で行われることから、肌への負担が大きいという特徴があります。

 

日焼け止め特有の白浮きがなく、汗にも強いことから、化粧品にも配合されています。
(メトキシケイヒ酸オクチルやオキシベンゾンなど)

 

(2)紫外線散乱剤

 

紫外線散乱剤とは、紫外線を肌の上で反射させる物質のことです。

 

金属を酸化させた酸化チタンや、酸化亜鉛、カオリンなど肌に優しい成分が含まれている特徴があります。

 

ただ、白浮きしやすかったり、汗に弱いことから、塗り心地はあまり良くありません。

 

比べてみると、どちらもメリットとデメリットが存在します。

 

最近は紫外線吸収剤でも肌への刺激が抑えられたものや、紫外線散乱剤でも粒子のナノ化で白浮きしないものが出回るようになり、日々進化を遂げています。

 

基本的にはノンケミカルである紫外線散乱剤の方が肌に優しくオススメです。

 

しかし、海や山などのレジャーシーンや長時間紫外線を浴びることが分かっている時などは、紫外線吸収剤が含まれているものを選んで下さいね。

 

ノンケミカルにこだわるあまり、日焼けをしては意味がないので、場所やシーンに合わせて、使用する日焼け止めを変えていくのが大切です。

 

効果的な日焼け止め化粧品の塗り方

 

日焼け止めは塗る量や塗り方が間違っていると、本来の効果を発揮できなくなります。

 

まずは基本の順番ですが、

 

洗顔スキンケア日焼け止め化粧下地ファンデーション

 

の流れで使用している方が多いと思います。

 

ただし、家の中で過ごす日などは、スキンケア→パウダーファンデーションのみでも大丈夫です。

 

日焼け止めを塗る際の基本量は「500円玉大」になります。

 

なぜかというと、日焼け止めのSPF値実験で使用される1平方メートルあたり2ミリグラムという大きさが、おおよそ500円玉大になるからです。

 

しかし適量を使っている人は少なく、大半の人が少量しか使っていないようです。

 

日焼けを防ぐためには適量が大切なので、ベタつきが気になるなら、全体に薄く伸ばした後、残った日焼け止めを頬骨あたりに重ね塗りしましょう。

 

頬骨は紫外線によるシミができ始める場所なので、用心に越したことはありません。

 

そして使用する日焼け止めのタイプによって特徴が少し違います。

具体的には、次のタイプです。

 

  • クリームタイプ
  • 乳液タイプ
  • スプレータイプ

 

それぞれのタイプの特徴を確認してみましょう。

 

(1)クリームタイプ

 

  • 肌に優しく馴染みが良い
  • 固めのものはしっかりと伸ばさないと塗り残しが出る
  • 乾燥肌や敏感肌にオススメ

 

(2)乳液タイプ

 

  • クリームよりもトロッとしていてより馴染ませやすい
  • ベタつきが苦手な方に最適
  • こまめな塗り直しが必要
  • 基本的にどの肌タイプにも適応

 

(3)スプレータイプ

 

  • 霧状のミストが出てくる
  • 外出時にはさっと手直しできて便利だが、カバー力は低め
  • 基本的にどのタイプにも適応

 

他にもパウダータイプやウォータープルーフタイプなど、さまざまなタイプ があります。

 

ウォータープルーフタイプは汗に強いですが、落ちにくくクレンジングで余計に肌を痛めてしまうので、日常使いには不向きだといえます。。

 

そもそも日焼け止めに表示されているSPFやPAって何でしょう?

次は、「SPF」と「PA」についてみていきましょう。

 

【SPF】

 

SPFとは、サンバーン(日焼けで赤くなりヒリヒリする)を起こす紫外線B波(UVB)をカットする力のことです。

 

サンバーンが始まるまでには、およそ20分かかると言われており、SPFの後の数字がどれだけ延ばせるかを示しています。(例:SPF2→20分×2=約40分に延ばせる)

 

SPFの数値は2~50までで表示され、50以上は50+となっています。

 

数値が高ければその分肌への負担も大きくなるため、日常使いにはSPF20ぐらいの使用が無難です。

 

SPFはサンバーンを遅らせることはできても、シミができないようにすることはできないからです。

 

どんなにSPF値の高い日焼け止めを使っても、年月をかけて蓄積した紫外線によってシミは出てくりのです。

 

【PA】

 

PAとは、サンタン(皮膚が黒くなる)を起こす紫外線A波(UVA)をカットする力のことです。

 

SPFと違い細かい表示がなく、

  • +→やや効果がある
  • ++→効果がある
  • +++→非常に効果がある

の3段階で表示されます。

 

紫外線を浴びてから数時間でサンバーンを起こす紫外線B波(UVB)と違い、紫外線A波(UVA)はサンタンを起こすまでに数日かかることから、正確な測定が難しく単純な表示になっています。

 

日常使いには++で大丈夫です。

 

海や山に出掛ける時は、SPF50:PA+++の日焼け止めを選び、厚塗りをして、こまめに塗り直すことが必要です。

 

日焼け止めにサプリの効果は?選ぶ基準は?飲むタイミングは?

 

最後になりますが、日焼け止めのサプリの効果と選ぶ基準、そして日焼け止めサプリを飲むタイミングについてご紹介します。

 

(1)日焼け止めにサプリの効果

 

日焼け止めと聞くと塗るタイプが一般的ですが、飲むタイプの日焼け止めサプリもあります。

 

ちなみに飲んだから日焼けをしない・・なんてことはなく、あくまで日焼けを防止したり、日焼けによるシミ、シワの原因に働きかけることが目的となっています。

 

塗るタイプの日焼け止めは、どんなにSPF値の高いものを使っても、塗った直後から時間の経過と共に、効果が薄れていきます。

 

最低でも2時間おきのこまめな塗り直し、日傘や帽子など万全の対策が理想的ですが、どんなに頑張っても紫外線は肌に入ってきます。

 

そこで日焼け止めサプリを併用することで、紫外線ダメージの抑制や、シミやシワの原因となるメラニンや活性酸素の排出を促したり、紫外線から肌を守るサポートをしてくれます。

 

日焼け止めサプリの有効成分、ニュートロックスサンは、スペインの大学で10年越しに研究開発された100%天然由来の成分です。

 

主にローズマリーの葉と、シトラス(柑橘類)由来のポリフェノールがバランスよく配合されています。

 

このローズマリーとシトラスには抗酸化作用があり、日本よりもはるかに紫外線の強いスペインで育った植物のパワーが注目されました。

 

1日250mgほどの摂取を3ヶ月続けると、紫外線に対する抵抗力がアップしたという喜ばしいデータもあります。

 

さらに主成分の一つリコピンには、紫外線ダメージの全てに有効な働きがあり、塗る日焼け止め同様の効果が得られると言われています。

 

トマトやスイカなどから抽出されるとても身近な成分で、ビタミンEと併用することで、紫外線への防御力が高まります。

 

日焼け止めサプリの良さが分かったところで、気をつけたいのが購入先です。

 

日焼け止めサプリは国内で製造、販売されているものはもちろん、海外から個人輸入するものまで幅広く存在します。

 

海外製のものには、アレルギーを引き起こすシダ由来のPLエキスが主成分になっていることが多いため、使用前に医師に相談しておくと安心です。

 

(2)日焼け止めサプリを選ぶ基準と飲むタイミング

 

国内の日焼け止めサプリを選ぶ時には、

 

  • ニュートロックスサン、リコピンなど紫外線対策において臨床試験が行われている成分が入っている
  • 紫外線ダメージで発生する活性酸素の排出を促す、ハイチオンエキス、システインなどの成分が入っている
  • 余計な添加物が含まれていない

 

などの基準をクリアしたサプリなら問題ないです。

 

ちなみにサプリを飲むタイミングは、外出の1~2時間前がベストです。

 

そのほかにも、遠出の予定があらかじめ分かっている場合、2週間前からビタミンCを積極的に摂取することで、シミの予防につながります。

 

ビタミンCは野菜や果物、ローズヒップティーなどのお茶にも豊富に含まれています。

 

これまでいろいろな角度から紫外線について触れてきましたが、百害あって一利なしの紫外線だからこそ、自分にあった対策方法でしっかりとお肌を守ることが大切ですね 。