気が付くといつの間にかできているシミっていやですね。

 

シミができる主な原因は一年中降り注いでいる紫外線によるものですが、一度できてしまったシミを消すことはできるのか、美白化粧品を賢く使うにはどうしたらいいのかなどシミ対策として知りたいことは沢山あります。

 

まず最初は、シミは消せるのかについて見てみましょう。

シミが消したいけど消せる?

 

まず始めに、できてしまったシミは消すことができるのについて。

 

出来たシミについて皮膚科・クリニックなどで行われているレーザー治療などがあることは知っていますが、できることなら普段のスキンケアで消せる方法を知りたいですね。

 

結論から言ってしまうと、シミを消すのはスキンケアでは難しいので、「消す」のであればクリニックなどの専門機関を受診することをおすすめということです。

 

ですが、シミの予備軍を消すことは美白化粧品にもできるので、シミになる前のケアが重要なんですね。

 

ほとんどの方が紫外線や外的要因によって肌の奥にメラニンが蓄積されているので、このシミになる前の蓄積されたメラニンを美白化粧品を使ってシミにならないようにすることが大切になってきます。

 

 

ところで、私たちは顔にできた茶色っぽいもののことをシミと一言でくくっていますが、シミにも種類があるのをご存知ですか?

 

次はシミの種類について見てみましょう。

 

シミの種類

 

シミというのは医学的な言葉ではなく、「肌の上に正常な皮膚の色とは違う茶色や黒の別のものが発生して美容的に問題になったもの」を一般的にシミと呼んでいるようです。

 

これらを医学的にいうと、だいたい以下の6つに分けられます。

 

  • 老人性色素班
  • 肝斑
  • 脂漏性角化症
  • 雀卵斑
  • 花弁状色素班
  • 炎症性色素沈着

 

それぞれについて見ていきましょう。

 

(1)老人性色素班

 

老人性色素班は、シミと言われているものの中で最も多いもので、日光性黒子(にっこうせいこくし)とも言い紫外線の影響でできるものになります。

1センチぐらいまでの大きさの丸い色素班ができて、初めは薄い茶色なのですが徐々に濃くはっきりとしてきます。

 

(2)肝斑

 

肝斑は、頬骨の部分に左右対称に現れることが多く、鼻の下や額に出ることもあります。色は茶色、灰色など様々です。

女性ホルモンのバランスが崩れた時にできるといわれていて、男性にはほとんどできません。

妊娠中にピルを使用した時や更年期の人に良く見られます。

 

(3)脂漏性角化症

 

(1)の老人性色素班が何年か経つうちに隆起してくるものがあり、それがこの脂漏性角化症で、イボのように盛り上がっていて、よく見てみると表面はボツボツしています。

年配の方に多くみられる手の甲にできる茶色いシミも、これに該当するものが多いといわれています。

 

 

(4)雀卵斑

 

雀卵斑とは、ソバカスのことです。

遺伝的なものをソバカスと呼ぶようですが、10代の頃からでき始めます。

 

鼻を中心に小さい茶色い色素班ができていたらだいたい雀卵斑で、よく見るとシミの一つ一つの形が丸というより三角や四角い形をしています。

日本人でも色白の人には比較的多く見られます。

 

 

(5)炎症性色素沈着

 

ニキビや傷のあと、しばらく消えない虫刺されのあと、ムダ毛を毛抜きで抜いた後の黒ずみなどが炎症性色素沈着です。

 

時間が経てば消えるものもありますが、消えるまでに2~3年かかることもあります。

 

 

(6)花弁状色素班

 

花弁状色素班とは、海などに出かけ、急に日焼けをしたあとにできる肩から背中にできる小さなシミのことです。よく見ると花びらのような形をしています。

 

 

シミと一口に言ってもにこんなに種類があるんですね。

 

シミ対策は、まずは自分のシミがどれに当たるのかを知ることから始めるのが良さそうですね。

 

では次に、美白化粧品が効くシミと効かないシミについてお伝えします。

 

 

美白化粧品が効くシミと効かないシミ

 

ずばり、美白化粧品が効くシミは、上に挙げたシミのうちの(1)老人性色素班(初期のもの)(2)肝斑(5)炎症性色素沈着の3つになります。

 

多くのシミと言われているものは老人性色素班ですが、ごく初期の見えるか見えないかぐらいの薄いものであれば美白化粧品の効果はあります。

 

女性の悩みの多くを占めるシミにあまり効果がないといわれているようで残念ですが、全く効果がないわけではなく、大切なのはその使い方です。

 

美白化粧品はシミができてから使い始めるというよりは、予防目的として出来れば30代くらいから使い始めるのが理想的です。

 

先ほども触れたようにシミの予備軍を消す役割として美白化粧品を使っていくということです。

 

40代を過ぎてシミができ始めてから慌てないためにも、予防として顔全体に使用し出来るだけ長く使えるものを選んでみるといいのではないでしょうか。

 

次は、美白化粧品の選び方についてご紹介します。

 

美白化粧品の選び方

 

次に、シミに効く化粧品である美白化粧品の選び方についてお話ししていきます。

 

当たり前のことですが、まずはきちんと美白成分が入っている化粧品かどうかを確認することです。

 

薬用や医薬部外品と書かれているものは、成分表示の上の方に有効成分として成分名が記されています。

 

有効成分はもちろん、その他に配合されている美白成分が自分が求めている成分なのかをしっかり確認することが大切です。

 

ここで、選び方のお話しをする前に先ほど触れた厚生労働省が認可している美白成分を、働き別に大まかに3つに分けてみたいと思います。

 

  • チロシナーゼ酵素の働きを抑制
  • メラニンの働きを抑制
  • 情報伝達物質の働きを抑制

 

それぞれについて見てみましょう。

 

(1)チロシナーゼ酵素の働きを抑制

 

メラニン色素が作られる時にチロシナーゼ酵素が働きます。このチロシナーゼの働きを抑制する美白成分が一番たくさんあります。

 

トラネキサム酸、リノール酸、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、マグノリグナン

 

その他、油溶性甘草エキス、ハイドロキシンなどです。

 

 

(2)メラニンの働きを抑制

 

チロシナーゼ酵素によって酸化して黒くなったメラニンを還元(無色化)したり、メラニンの生成を抑制したり、ターンオーバーを促してメラニンを排出しやすくする成分です。

 

ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、4MKS、ニコチン酸アミド

 

 

(3)情報伝達物質の働きを抑制

 

皮膚に刺激が与えられた時に分泌される物質がメラノサイトに伝達されるとメラニン色素が作られるので、その伝達物質の働きを抑制する成分です。

 

t-シクロアミノ酸誘導体、カモミラET

 

美白化粧品を有効に使うためのポイント

 

成分の働きにも注目しつつ、自分に合う美白化粧品を有効に使うためのポイントは2つあります。

 

  • 毎日続けられるもの
  • ついでに美白より美白に集中

 

(1)毎日続けられるもの

 

美白化粧品の中で多めに美白成分が入っているのは通常は化粧水よりも美容液やクリームです。

 

美白パックは有効成分がそれなりに入っていますが、高価だし毎日使うものではないのでたまに使うより毎日使うものをまずは選ぶようにしてみてください。

 

美白化粧品はシミを消すというよりこれからできるシミを予防するものと考えると、部分的に使用するものよりも顔全体に毎日使えるものを選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

(2)ついでに美白より美白に集中

 

化粧下地やファンデーションに美白をうたうものもありますが、これらは美白を目的に作られているものではないので、美白に対する効果はついでです。

 

より効果的に美白をするなら、きちんと美白を目的として作られている美容液やクリームを使うほうが良さそうです。

 

 

以上のことを踏まえながら自分の肌に負担のないものを試供品を試すなどして選んでみてくださいね。

 

 

 

美白効果とピーリング

 

実はピーリング剤にも美白効果があるということをご存知ですか?

 

美白成分は主に肌の中でメラニンができにくくしてくれるもので、ピーリングはできてしまったメラニンを排出してくれるものといえばいいでしょうか。

 

ターンオーバーによってメラニンを排出していくのですが、ピーリングはターンオーバーを速めてくれるのでメラニンの排出を助けることになります。

 

嬉しいことにこのピーリングは、ニキビあとなどの炎症性色素沈着と呼ばれるシミに最も効果があるといわれています。

 

ピーリング剤と美白成分をあわせることで、余分な角質を取りのぞいたお肌に美白成分を浸透させることができるので、より効果が期待できます。

 

ただし、ピーリングはやりすぎるとお肌を刺激しすぎてしまうので、月に2回程度スペシャルケアとして取り入れてみたりと少しずつ様子を見ながら自分の肌と相談しながら取り入れてみるといいのではないでしょうか。

 

 

シミをテーマにお話ししてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

 

突然現れると思っていたシミも実は色々なプロセスを経てお肌の表面に現れてきます。

 

普段の生活やお手入れに美白を意識したことをちょっと取り入れるだけでも5年後10年後のお肌は変わってくるかもしれませんね。