肌を露出する時期になると気になってくるのがムダ毛の処理についてです。

 

体毛の処理はどうしたらいいのか、処理方法としてクリームやスプレー、除毛器といったものの効果などについてお伝えしていきます。

体毛処理(除毛)方法と注意すべき皮膚トラブル

 

体毛処理(除毛)には大きく分けて「剃る」と「抜く」の2種類があるのですが、皮膚により負担がかかるのは抜毛(ばつもう)と呼ばれている毛を抜く方になります。

 

毛は毛根の中にある毛母細胞という細胞で作られながら上へ伸びていくのですが、毛母細胞には血管から酸素と栄養が送られて細胞分裂を繰り返しています。

 

毛根の部分では毛は生きているので毛を抜くということは、まだ生きている細胞を引き裂くということになります。

 

毛を抜く時に痛いと思うのは、まだ生きている細胞を引き裂いているからで、毛穴の奥では表面からは見えませんが多少出血しています。

 

また毛穴の中には菌が充満していますので、引き裂かれた部分から皮膚の中へと菌が侵入していき炎症を起こしたり、毛穴が塞がって化膿したり、繰り返し皮膚が傷つくことでだんだんと硬くなって毛穴が目立つようになっていきます。

 

 

安全な体毛処理(除毛)のルール

 

除毛によるトラブルを最小限に抑えるために、以下の4つのルールを守ることをおすすめします。

 

  • 皮膚を清潔にしてから行う
  • 皮膚を温めてから行う
  • 終わった後はよく冷やす
  • 体調が悪い時は除毛しない

 

ひとつづつ説明していきます。

 

(1)皮膚を清潔にしてから行う

 

除毛する際、皮膚内部に菌が侵入するの防ぐために、除毛する部分を石鹸でよく洗ってから行うこと必要です。

完全に毛穴の中までは除菌できませんが、洗うことで皮膚の表面の雑菌はかなり減ります。

 

(2) 皮膚を温めてから行う

 

皮膚も毛もケラチンというタンパク質でできていて、温度が下がると固くなるという性質があります。だから、特に冬場などは石鹸で洗った後に皮膚を蒸しタオルで温めてから行うか、入浴後の皮膚も毛も柔らかくなっている時に行ってみてください。

 

(3)終わった後はよく冷やす

 

除毛が終わった後は、除毛による炎症を鎮めるために水で冷やしたタオルを処理した部分の皮膚にしばらく当てるようにしましょう。

 

(4)体調が悪い時は除毛を避ける

 

皮膚の免疫は体調によって変化するので、体調が優れない時は除毛した部分の傷の治りも遅くなりますので、体調が悪い時は除毛を避けましょう。

 

さらにその時に侵入した菌によって化膿しやすくもなるので、生理前や寝不足の時、あるいは風邪気味の時などには除毛は控えるようにしましょう。

 

 

除毛手段(クリーム、スプレー、除毛器、電気カミソリ、安全カミソリ)

 

除毛には沢山の手段があるので自分にどんな方法が合うのか悩みますね。

 

気軽にできる除毛としては、クリームやスプレーなどが思い浮かぶのですが、そのほかの除毛手段についても簡単に触れてみたいと思います。

 

クリーム、スプレー

 

簡単に言うとクリームやスプレーは毛を溶かして除毛しますので、処理後に毛が新たに生えてきてもチクチクしないというのが大きな特徴です。

 

一方で、たんぱく質を溶かして除毛するため、肌への負担は大きくなりますので、敏感肌の方は低刺激のものを選んだり、事前にパッチテストをしてから使用してみてください。

 

除毛器

 

家庭用の除毛器は、サロンに予約したり他の人に見られたりすることなく気軽にできる一方で、使い慣れるまで時間がかかったり、出力が弱めなので完全に除毛されずに再生する可能性があったり、商品によってはカートリッジなどの消耗品を交換する必要があります。

 

カミソリ

 

カミソリでの除毛は、毛を剃る剃毛(ていもう)なので抜毛に比べて肌への負担は少ないのですが、カミソリ負けなどのトラブルを避けるためにも自分の肌に合ったカミソリを選ぶことが大切になってきます。

 

カミソリについては、電気カミソリと安全カミソリに分けて見てみましょう。

 

(1)電気カミソリ(シェーバー)

 

電気カミソリ(シェーバー)は、男性用の電気カミソリとほぼ同じで穴の中に毛を引き込みながらカットしていきます。深剃りができる反面で皮膚も一緒に切ってしまうことがあります。

表に刃が出ていないので扱いが簡単なようにも見えますが、自分で細い手加減ができないのが欠点と言えます。

 

カミソリで剃った後に肌が乾燥して痒くなるという人には電気カミソリの方が合っているようです。

 

(2)安全カミソリ

 

安全カミソリはT字型のものが多く、手で剃っていくタイプです。

 

毛穴がボツボツと鳥肌のように立っている人は電気カミソリだと傷がつきやすいので安全カミソリの方が合うようです。

 

 

電気脱毛とレーザー脱毛の違いとおすすめ

 

最後に、医療機関やサロンで行われている電気脱毛とレーザー脱毛についてお話ししていきます。

 

電気脱毛

 

電気脱毛は、ニードル脱毛ともいわれ、毛根に電流を流して抜くので時間はかかりますが一本一本の毛を確実に処理することができます。

 

また、毛根にのみ通電するので日焼けしていたり、敏感肌やアトピー性皮膚炎の方でも受けることができます。

 

レーザーでは反応しにくい白髪や細い産毛にも対応できますが、痛みが若干強いこと、毛を伸ばしてから処理してもらうこと、毛の量によっては時間がかかるというデメリットがあります。

 

レーザー脱毛

 

レーザー脱毛は、レーザーの光で毛と一緒に毛を生み出す細胞である毛母細胞を焼く脱毛方法です。

 

電気脱毛に比べて痛みは少なく、脱毛を受ける前に毛を伸ばさなくてもいいのですが、皮膚にもレーザーが当たるため色黒の人や日焼けした人はやけどを起こしやすいので避けた方が良いでしょう。

 

一度レーザーを当てた肌にはしばらく毛穴の奥に炎症が起こっているので、短期間に何度もレーザーを当てると毛穴が膿んだり炎症を起こしたりとニキビのような症状が現れることがありますので、ある程度間隔をあけてから行う方が良さそうです。

 

 

除毛についてお話ししてまいりましたがいかがでしたでしょうか?

 

自分に合った除毛方法を見つけ、目立って気になる毛と気持ちよくサヨナラしたいですね。